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初心者ガイド 10分 で読めます

テキサスホールデムのオールインルール — サイドポット・リレイズ・ショーダウン

テキサスホールデムのオールイン — プレイヤーが全チップを中央に押し出し、ディーラーがグリーンのフェルト上でメインポットとサイドポットを分けている場面
ホールデム オールイン ルール ポーカー オールイン サイドポット 計算 ポーカー レイズ権 ポーカー オールイン レイズ権 ポーカー オールイン ショーダウン
目次 (8)
Learning Map
Full learning map
4 / 5
ルール5
役の強さ5
確率・オッズ5
戦略7
トーナメント12
用語集5
GTOソルバー13

ショートスタックでオールイン。後ろのプレイヤーがコール。3人目がリレイズ。ディーラーがチップを2つの山に分け始める——。

何が起きているのか、さっぱり分からない。

私もそのテーブルにいたことがあります。ライブのキャッシュゲームで初めてオールインしたとき、自分がまだ何かを取れるのか、相手はリレイズできるのか、どっちのチップの山が自分のものなのかすら分かりませんでした。誰も説明してくれません。

このガイドでは、メインポット、サイドポット、リレイズできる条件、ショーダウンの順番まで、すべてのケースを扱います。 ディーラーがスタックを数え始めても、もう固まらずに済みます。(そもそものベットの流れがまだ曖昧なら、先に 初心者向けルールガイド を読んでおくと安心です。)

テキサスホールデムの「オールイン」とは?

✦ 先に結論

自分の前にある全チップを、一度に賭けることです。土台は「テーブルステークス」— そのハンドの開始時にテーブルにあったチップしか賭けられず、途中で足すこともできません。オールインがコールされればフォールドを強制されることはなく、リバーまでボードを見ることが保証されます。ただし取れるのは、各相手から自分が出した額までです。

オールインとは、目の前にあるチップを全部ベットすることです。ただ、途中でチップを足せないのは、その場の慣習ではありません——次に説明するテーブルステークスから出てくる帰結です。

土台になるのは テーブルステークス のルールです。ベットできるのは、そのハンドの開始時点でテーブルにあったチップだけ。ポケットから追加の現金を出す、友達から借りる、腕時計や車のキーを積む——それは映画の中のポーカーです。

用語意味
プッシュ / ジャムオールインすることの俗語
テーブルステークスハンド開始時にあったチップしかベットできない
ダブルアップオールインに勝ってスタックを2倍にする
メインポットオールインしたプレイヤーを含む全員が取れるポット
サイドポット大きいスタックだけが取れるチップ。他の人より少ない額でオールインしたプレイヤーは対象外

オールインがコールされた時点で、残りのコミュニティカードを最後まで見ることが保証されます。 誰もあなたをブラフで降ろすことはできません。あなたのハンドはリバーまで生きています。

オールインの宣言方法

✦ 先に結論

有効なのは「オールイン」と口頭で宣言するか、スタック全体を一度の動作で前に出すかの2つ。一番安全なのは声に出すこと — 言った瞬間に確定し、取り消せません。後者は、コールするだけで全チップが必要な場面では「コール」と裁定されます。高額チップを1枚だけ黙って出すのも、相手のベットに対してならコール扱いです。

有効な方法は2つです。

1
口頭で宣言する
ディーラーと相手に聞こえるようにはっきり「オールイン」と言います。これが最も安全な方法です。一度口にしたら、取り消せません。

2
チップを全部前に出す
スタック全体を一度の動作で中央へ押し出します。チップを小分けに出すとストリングベットに見えるので、必ず一度にまとめて動かしてください。ただし押すだけでは足りない場面があります。相手のベットに対して、コールするだけで全チップが必要なときは、無言で押してもオールインではなくコールと裁定されます(TDA 2024年版ルール45-A、WSOPトーナメントルール92)。それ以外の場面では、最後のチップを押し出すのはオールインです(TDA 2024年版ルール45-B)。唯一の例外は、ベットに対して大きすぎる最後のチップ1枚を無言で押し出した場合で、これはコールにしかなりません(TDA 2024年版ルール44)。

テキサスホールデムのオールインショーダウン — K♠ 10♣ 7♦ 4♥ 2♣ のボードで、チップがメインポットとサイドポットにラベル付きで分けられている

オールインのつもりで、何も言わずに高額チップを1枚だけ前に出すのは絶対にダメです — 相手のベットに対して出した場合はコール扱いになり(チップの額面ではありません)、ベットがかかっていなければそのチップの額面のベット扱い。どちらにせよスタック全部とは扱われません。 必ず声に出して「オールイン」と宣言してください —— 別の行為として読み替えられることが絶対にない、唯一の方法です。

サイドポットの仕組み — なぜオールインしたプレイヤーは上限がかかるのか

✦ 先に結論

取れる上限は「自分が出した額 + ほかの各プレイヤーが入れたチップのうち、その額までの分」(途中でフォールドした人やブラインドの分も含む)——これがメインポットです。その上限を超えた分は、2人以上いればサイドポットへ回り(あなたは手を出せません)、1人だけならコールされなかったベットとして戻ります。計算は「一番小さいスタックから順に、次のスタックまでの差額 × マッチした人数」を積み上げ、途中でフォールドした人が入れたチップを、入れた額に応じて該当する段に足すだけです。

オールインしたプレイヤーが取れるのは、自分が入れた額 + チップを入れた各プレイヤーから最大で同額ずつの合計まで(その後フォールドしたプレイヤーの分も含みます。入れたチップはポットに残るからです)。それを超えてベットされたチップは サイドポット になり、そのチップを出したプレイヤーたちだけのものになります。ただしそれは上限を超えて出した人が2人以上いる場合だけです。1人しかいなければ争う相手がいないのでサイドポットはできず、超過分はコールされなかったベットとしてそのまま本人に戻ります。

テキサスホールデムのオールインとサイドポット — ディーラーがチップをメインポットとサイドポットに分け、プレイヤーAには上限がかかっている

3人の例(基本形)

プレイヤースタックアクション
プレイヤーA100チップオールイン
プレイヤーB300チップ100をコールし、さらに50をベット
プレイヤーC300チップ100をコールし、50もコール
メインポット: 100 × 3 = 300チップ(A・B・C全員に権利あり)

サイドポット: 50 × 2 = 100チップ(BとCだけに権利あり)

プレイヤーAはショーダウンで300チップのメインポットを取れます。しかしAが全体で最強のハンドでも、100チップのサイドポットには一切触れません。 サイドポットはBかCのどちらかが取ります。

4人・スタックがバラバラの例

ここからが複雑で、初心者のほとんどが迷子になるポイントです。

プレイヤースタックオールイン額
A100100
B200200
C500500
D500全額コール

ポット金額権利のあるプレイヤー
メインポット100 × 4 = 400A、B、C、D
サイドポット1100 × 3 = 300B、C、D(Aは上限で対象外)
サイドポット2300 × 2 = 600C、D(AとBは対象外)
合計1,300—

ルールはこうです。各サイドポットは「次に小さいスタックまでの差額 × それをマッチした人数」で作られます。 一番小さいスタックから順に積み上げていきます。

オールインとレイズ権 — ショートオールインで再レイズできる条件

✦ 先に結論

ノーリミットとポットリミットなら、判定の軸はひとつ、そのオールインがフルレイズに届いているかです(リミットでは半ベット)。届いていなければ(複数のショートオールインの合計で届いた場合は別)、すでにアクションを終えたプレイヤーのレイズ権は発生せず、できるのはコールかフォールドだけ。まだアクションしていない人は、この判定に関係なくレイズできます(額は自分のチップとリミットの上限の範囲で)。

これはライブのテーブルで最も揉めるオールインルールです。私は2人のプレイヤーが5分間言い争い、テーブル全員が待たされるのを見たことがあります。しかも2人とも間違っていました。

ルール(ノーリミットとポットリミット): あるプレイヤーのオールインが フルレイズに満たない額 の場合、そのオールインは、そのラウンドですでにアクション済みのプレイヤーのレイズ権を発生させません(ベッティングを再オープンしません)。リミットゲームでは線がもっと低く、半ベット以上のオールインでベッティングが再オープンされます(TDA 2024年版ルール47-B)。

オールイン後のリレイズルール — フルレイズに満たない額の短いオールイン。すでにアクションを終えたプレイヤーAはコールかフォールドしかできない

例:

ブラインドは$1/$2。4人がフロップを見ています。

1. プレイヤーAが$10をベット。 2. プレイヤーBが $14 でオールイン(Aの$10ベットに対してわずか$4の上乗せ — フルレイズに満たない。フルレイズなら最低$20が必要)。

プレイヤーAと、まだアクションしていないプレイヤーCはどうなるでしょうか?

  • •プレイヤーAはすでにアクション済み($10ベット)。Bの$14オールインは フルレイズに満たない ため、Aのレイズ権は発生しません。Aができるのはコールかフォールドだけ — リレイズはできません。
  • •プレイヤーCはまだアクションしていない — Cはレイズできます。再オープン制限は、まだアクションしていない人にはそもそもかかりません。ただし額に注意を — Cがレイズするなら最低額は「Bのオールイン額 + 直前のフルベット」の総額で、$14 + $10 = $24 です。Aに対するフルレイズだった$20ではありません(WSOPライブアクション・ルール176)。それより少ない額でオールインすることは依然できます — 最低額はオールインする人を縛りません(ライブアクション・ルール175)。

オールインの額(ノーリミット/ポットリミット)フルレイズ?レイズ権が発生する?
フルレイズ未満いいえいいえ — アクション済みで、いまフルベット・フルレイズ未満の額に直面しているプレイヤーはコールかフォールドのみ
フルレイズ以上はいはい — 全員がまたリレイズできる

なぜこのルールがあるのか? 中途半端なオールインによって、プレイヤーがより大きなレイズ合戦に巻き込まれるのを防ぐためです。フルレイズは本物のアグレッションのシグナルですが、ショートスタックの端数オールインはそうではありません。

上級ケース: 複数人が小さくオールインしたら?

これは常連でもつまずくパターンです。複数のショートオールインの増分は 合算 できます — 合計がフルレイズの基準に達すれば、アクション済みのプレイヤーのレイズ権も復活します。ただし判定はテーブル一括ではなく、プレイヤーごとです。 復活するのは、自分に手番が戻ってきた時点で、すでに出した額に対してフルレイズ以上の上乗せを突きつけられているプレイヤーだけです(TDA 2024年版ルール47)。

これはTDA公式の「re-opening the bet(ベットの再オープン)」ルールで、ほとんどのカードルームが採用しています。

例(ブラインド$1/$2、フロップにて):

1. プレイヤーAが$10をベット。 2. プレイヤーBが $14 でオールイン(増分+$4 — 単独ではフルレイズに満たない) 3. プレイヤーCが $21 でオールイン(増分+$7 — 単独ではフルレイズに満たない)

増分の合計: $4 + $7 = $11 — 最低レイズ基準の$10に達しています。

結果: プレイヤーAのレイズ権が復活します。 Aは$10を出しており、いま突きつけられているのは$21 — 差額$11はフルレイズ以上 — なので、BもCも単独ではフルレイズしていないのに、Aはフォールド・コール・リレイズのすべてを選べます。途中でBの$14をコールしていたプレイヤーがいれば、その人に戻ってくる差額は$7だけで、レイズ権は復活しません — コールかフォールドのみです。

BのオールインCのオールイン増分の合計Aのレイズ権は発生する?
$14 (+$4)$18 (+$4)$8 — $10未満❌ いいえ
$14 (+$4)$21 (+$7)$11 — $10に到達✅ はい
$15 (+$5)$24 (+$9)$14 — $10に到達✅ はい

最低レイズの基準は常に 直前の有効なフルベットまたはフルレイズ の額です — 累積合計ではありません。

クイック判定ガイド — このオールインでレイズ権は発生する?

この表はノーリミットとポットリミットのものです。リミットゲームでは、基準はフルレイズではなく半ベットです。

状況アクション済みプレイヤーのレイズ権は発生する?
単独オールイン < フルレイズ❌ いいえ — コールかフォールドのみ(ただし、そのプレイヤーがいま少なくともフルベットかフルレイズに直面しているなら別。例:チェックした後、誰かがフルベットした)
単独オールイン ≥ フルレイズ✅ はい — 全員リレイズ可能
複数のショートオールイン、合算 < フルレイズ❌ いいえ
複数のショートオールイン、合算 ≥ フルレイズ✅ はい — 自分の最後のアクションに対してフルレイズ以上を突きつけられているプレイヤーに限り
まだアクションしていないプレイヤー✅ 再オープン制限はそもそもかからない — そのゲームのベット上限の範囲でレイズできる(ノーリミットなら自分のスタック、ポットリミットならポット、リミットなら固定ベット額とハウスのレイズ上限 — TDA 2024年版ルール48)

オールインのショーダウンルール

✦ 先に結論

ベットが終わったら、清算はサイドポットから先——最後にできたものから順に解決し、最後にメインポットを清算します。各ポットは、そのポットに権利のある人の中で最強のハンドが取るので、ポットごとに勝者が違うのは普通のことです。トーナメントでは、オールインに関わる全ハンドが原則オープンです。

ベッティングがすべて終わり、誰かがオールインしている場合、ショーダウンは次のように進みます。

1. カードを表向きにする。 トーナメントでは、ベッティング完了と同時に、オールインに関わる全員のハンドが原則オープンされます。ノーリミットのキャッシュゲームではベットがいつ終わったかで分かれます。リバー前に終わったならオールインしたプレイヤーが先に開け(WSOPライブアクション・ルール149)、リバーでベットがあったなら通常の ショーダウンのルール(ラストアグレッサーが先に見せる)が適用されます。 2. サイドポットから先に配分される。 ディーラーは最後に作られたサイドポットから解決し、メインポットへとさかのぼっていきます。 3. カードがすべてを決める(Cards speak)。 各ポットは、権利のあるプレイヤーの中で最強のハンドが取ります — 本人が何と言おうと、カードそのものが基準です。 4. 勝者が複数になることもある。 プレイヤーAがメインポットを取り、プレイヤーBがサイドポットを取る。「自分のポット」を勝ったからといって、どちらかが総取りするわけではありません。

メインポットは取れてもサイドポットは取れない — その両方が同時に起こり得ます。どちらも正しい結果です。

特殊ケース: あるサイドポットに残っているプレイヤーが1人だけなら(他が全員フォールド)、そのチップはショーダウンなしで即座にそのプレイヤーへ戻ります。

間違ったオールインをするとどうなる? — 避けるべき5つのミス

✦ 先に結論

ライブで繰り返されるのは5つ。サイドポットも取れると思い込む、レイズ権が発生する条件を知らない、途中でポケットからチップを足す(テーブルステークス違反)、ポットの清算前にマックする、そして頭に血が上ってプッシュする。最初の4つはルールの問題、最後の1つは規律の問題です。

ミス1: オールインしたプレイヤーもサイドポットを取れると思う

取れません。オールインしたプレイヤーには上限がかかり、大きいスタックが上乗せしたチップは、そのプレイヤーに一切権利のないポットになるか、上乗せしたのが1人だけなら、コールされなかったベットとしてそのままその人に戻ります。

ミス2: レイズ権が発生する条件を知らない

ノーリミットとポットリミットでは、中途半端なオールインは、そのラウンドですでにアクションを終えたプレイヤーにリレイズのチャンスを与えません——ただし短いオールインが積み重なって、アクションが戻ってきたときに少なくともフルレイズ分に達していれば別です。まだアクションしていない人はレイズできますが、額は上で示した最低総額です。これを正確に知っていれば、揉め事は起こる前に消えます。

ミス3: ハンドの途中でポケットからチップを足す

テーブルステークスです。ベットできるのはテーブルの上にある分だけ。$80でオールインしたなら、相手が$400ベットしても、すでにポットにあったチップに加えて各コーラーから取れるのは$80ずつです。

ミス4: ハンドを早くマックしすぎる

あなたはメインポット分でオールイン。他の2人がサイドポットを争っている。トーナメントならこれは自然に片づきます — 2人のベットが終われば TDA 2024年版ルール16 により、あなたのものを含めて全ハンドが開示されるからです。キャッシュゲームではそうなりません。ここでマックしてはいけません — あなたのハンドはメインポットに対してまだ生きています。私は以前、あるショートスタックがサイドポットのショーダウンの結果を見て負けたと思い込み、カードを投げ捨てるのを見たことがあります——彼はそのポットに入ってすらおらず、メインポットはまだ自分のものになりうることを忘れていたのです。ディーラーがマックに掃き込んだあとではカードは識別できず、死に札扱い——メインポットは別の人のものになりました。(はっきり識別できるハンドならフロアの裁量で戻してもらえることもありますが、決して当てにしないでください。)ディーラーがすべてのポットを解決し終わるまで、絶対に自分のカードに触れないでください。

ミス5: 頭に血が上ってオールインする

オールインはテーブルで最も強力な一手です。相手をオール・オア・ナッシングの決断に追い込みます。その威力は、雑にプッシュした瞬間に消えます。使うべき場面で使いましょう — ショートスタックのプレッシャー、コールしてほしいバリューハンド、本物のフォールドエクイティがあるブラフ。


よくある質問

Qビッグブラインドより少ないチップでオールインできますか?
できます。支払うべきブラインドが自分のスタック全体より大きい場合は、残っている分を置き、その額でオールインになります(WSOPライブアクション・ルール154)。他のプレイヤーはビッグブラインドを満額コールし、あなたの拠出分を超える部分は彼らの間のサイドポットになるか、1人だけならコールされなかったベットとしてそのまま本人に戻ります。

Qオールインに勝ってサイドポットに負けたらどうなりますか?
あなたはメインポット(各プレイヤーからマッチした分)を受け取り、もう一方のプレイヤーがサイドポットを受け取ります。それぞれが権利のある分を勝ち取る形です。

Qオールインするとハンドは公開されますか?
トーナメントでは、はい — オールインでベッティングが完了した時点で、関わる全員のハンドが原則表向きにされます。ライブのキャッシュゲームでは通常のショーダウンルールが適用され、リバーのラストアグレッサーが先に見せ(リバーがチェックで回った場合は最も早いポジションのプレイヤー)、他のプレイヤーは見せるかマックするかを選べます — ただしノーリミットでリバー前にベットが終わっていた場合は、オールインしたプレイヤーが先に開けます(WSOPライブアクション・ルール149)。

Qオールインでラン・イット・トゥワイスはできますか?
ラン・イット・トゥワイス(残りのコミュニティカードを2回配り、ポットを分ける)は、誰かがオールインし、保留中のベッティングアクションがもうない状態で、ポットに残る全員が合意すれば多くのキャッシュゲームで認められています。2人だけの合意では足りません(WSOPライブアクション・ルール210・211)。トーナメントでは基本的に認められません。残りのコミュニティカードが開かれる前に合意しておく必要があります。

Q「テーブルステークス」ルールとは正確には何ですか?
テーブルステークスとは、ハンド開始時に自分の前にあったチップしか賭けられないというルールです。ハンドの進行中に資金を追加することはできません。これは双方を守るルールです — あなたはスタック以上のリスクを強制されません。相手があなたのスタックを超えて賭けた分で、あなたのチップが減ることはありません — サイドポットに回るか、コールされなかったベットとして戻されます。

Q2人が異なる額でオールインした場合、どちらが先に見せますか?
最後のオールインが ベットまたはレイズ だった場合、それが最後のアグレッシブアクションとして扱われ、そのプレイヤーが先に見せます。一方、単に(少額で)コール しただけのオールインはアグレッシブなアクションではありません — その場合、キャッシュゲームでは、ベットがリバーで終わったなら元のベッターが先に見せ(ノーリミットでリバー前にベットが終わっていた場合は、オールインしたプレイヤーが先に開けます)、サイドポットがあるときはWSOPライブアクション・ルールがポット単位で順番を決めます。サイドポットに入っている人が、メインポットだけのオールインより先に見せます(ルール149)。トーナメントには、そもそも「先に見せる順番」がありません——オールインのベッティングが完了した時点で、関わる全ハンドが同時に表向きにされます(TDA 2024年版ルール16)。順番を定めるTDA 2024年版ルール17は、オールインのないショーダウン専用の条文です。キャッシュゲームでは、追加アクションのないコールされたオールインなら、コーラーは相手のハンドを見て負けていればマックできます(トーナメントでは全員のハンドが表向きのままです)。

Qオールインのルールはトーナメントとキャッシュゲームで違いますか?
基本ルールは同じですが、実務上の違いが2つあります。第一に、トーナメントではベッティング完了と同時に、オールインに関わる全ハンドが表向きにされます(TDA 2024年版ルール16)— ショーダウンまでマックできません。キャッシュゲームでは通常のショーダウン順が適用され(ただしノーリミットでリバー前にベットが終わっていればオールインした人が先に開けます — ライブアクション・ルール149)、マックも可能です。第二に、ラン・イット・トゥワイスはキャッシュゲームでは(ポットに残る全員の合意があれば)一般的ですが、トーナメントでは基本的に認められません。

Q相手のオールインが自分のスタックより大きいときは?
自分の残りチップ全部でコール(オールインでコール)できます — 足りない分を用意する必要はありません。ヘッズアップ(1対1)なら、あなたのスタックを超えた相手のベットは「コールされなかった分」として相手に返されます。3人以上が絡む場合は、あなたがカバーできない超過分を2人以上が出していればサイドポットになり、彼らがそれを争います(1人だけなら、その超過分は本人に戻ります)。いずれにせよ、チップが足りなくても降りる必要はなく、オールインでコールして勝負できます。

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